CAST・鋳造方法
インジェクションWAXを抽出
お預かりした原型ワックスやゴム型から抽出したインジェクションワックスにアイテムの形状や大きさに合わせた「湯道(ゆみち)」と呼ばれる棒状のワックスをくっつけツリー状にします。


埋 没
金属製のパイプを被せ石膏を流し込んで真空脱泡機を仕様して泡(空気)を抜き固めます。


鋳型(いがた)焼成
石膏が固まった後、電気炉にてアイテムの大きさや形状に応じた温度で焼成して鋳型(いがた)の完成します。
※簡単な作業ですが、ここでの温度判断が鋳造の出来映えに大きく作用しますので多くの経験が必要な作業なのです。


鋳 造
出来上がった鋳型を真空吸引加圧方式の鋳造機にセットして素材やアイテムの大きさ、形状に応じた設定で地金を流し込みます。
※鋳造歴30年になりますが、30年前の鋳造機に比べ当たり前ですが大きく進化して安定した鋳造が可能になりました。
ですが、ここでも複雑に制御できるため設定には多くの経験が必要となります。


完 成
鋳造を終えた鋳型をウォータージェットで石膏を分解後、酸洗いをして完成です。


